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art wine bar nagoya

06/15(sun) 11:00〜13:00 クロード・モネ:ダリヤの咲く庭

06/15(sun) 11:00〜13:00 クロード・モネ:ダリヤの咲く庭

通常価格 ¥6,600 JPY
通常価格 キャンペーン価格 ¥6,600 JPY
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税込
価格設定

・KIDS価格の購入は4〜12歳が対象です。
・お子様の参加には保護者、または20歳以上の方のセッション参加が必須となります。通常価格よりご購入ください。
・セッション内容は大人と同様です。予めご注意ください。

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作品名 ダリヤの咲く庭
作品の詳細 印象派の大画家クロード・モネ作『アルジャントゥイユのモネの家の庭(ダリアの咲く庭)』。本作は1871年末にアルジャントゥイユでモネが初めて借りた、サン・ドニ大通りとピエール・ギエン通りに面するセーヌ川近郊の家(モネの友人であったオーブリー=ヴィテ夫人所有の家)の庭を描いた作品である。モネはこの家に1874年まで滞在したが、本作では画家が庭に咲くキク科の多年草で縹色の種類が非常に豊富な≪ダリア≫に強い関心を寄せていたことが明確に示されている。画面中央から左側に描かれる赤色、桃色、橙色、黄色、白色、薄紫色など多様な色彩を奏でるダリアの群生は、眩い陽光を受け、色彩の洪水となり非常に複雑な表情を見せている。その形態もやや写実性が残るものの花のひとつひとつは隣り合う葉や茎などの白色に輝く緑色と対比し、画面の中で鮮やかに映えている。そして、この画面を覆うかのようなダリアの群生と対照的に空間が開放される画面右側部分には一組の男女が仲睦まじげにこの庭を散歩しており、観る者に幸福的な印象を与えている。さらに可視加減により鈍くグレイッシュな色彩で描かれる空と溶け合うかのような、画面中央やや右寄りの借家のおぼろげな表現など、本作の近景と遠景(背景)の絶妙な色彩感覚と繊細な調和性はモネ1870年代の作品の中でも特に優れた出来栄えを示しており、今なお人々を魅了し続ける。なおモネは本作以外にも『アルジャントゥイユのモネの家』などこの家を画題とした作品を複数制作している。